ビジネスをするのに何故マーケティングの基礎を学ぶ必要があるのか?

B!

こんにちは!Ryota(@ryota3587)です!

 

今回は「なぜビジネスをする上で

マーケティングを学ぶ必要があるのか?」

を解説します!

今や何となくでは商品やサービスは「絶対売れない」

私は昭和時代の生まれですが、小さい当時はもちろん

今のようにネットなど無く、アナログ全盛の時代でした。

 

テレビや新聞・雑誌メディアが権力を持ち、

新商品を世間が知る手段といえば、

「テレビ番組」「番組内のCM」「雑誌」

「新聞広告」だけだったので、

つまり「受け身状態」でしか情報を知るすべはありませんでした。

 

なので、テレビや新聞などでCMで商品やサービスの告知をするだけで、

面白いようにバカバカ売れていたんです。

バブル経済の頃がまさにその絶頂でした。

今なら必須のマーケティングもクソもなかったんです。

当時の企業は楽なもんだったと思いますよ。

 

しかし2018年も終わろうとする今になっては、

誰でもスマホやPCでネットができて、

商品の口コミチェック・商品比較などが手軽にできるようになり、

今までのような「一方的な宣伝」では、

なかなか思うように商品やサービスが売れなくなりました。

 

それはもちろんのこと、

「消費者が自分で簡単に比較検討できるようになったから」

であり、

「消費者が賢くなった」からです。

 

またテレビやCMでは、

「世代とか関係なくとにかく多くの人間に強制的に知らせる」

事が目的で、現にそれで売れていましたが、

 

消費者が商品やサービス内容を自分で調べることが

できるようになった以上、

そんな事では消費者は簡単に動かないわけです。

 

同じ広告を打つならば、

ちゃんと「この商品はどういった人に買ってもらいたいか?」

をリサーチした上でないと、

 

「あれだけ大金出して広告打ってるのに、商品が売れない?何故だ!?」

となり広告費の無駄使いになります。

今や消費者の細かいニーズを把握せずして、

商品やサービスは売れません。

アップルほどの巨大企業でもマーケティングを無視すると大傷を負う事になる。

では、マーケティングを無視したままだと、

どういうことになってしまうのか?

 

このマーケティングに大失敗した近年の例では、

2018年11月にアップルから発売された、

「iPhone XR」の販売不振が挙げられます。

 米アップル(Apple)のiPhoneに対する弱気の見通しが、さまざまな方面で確認されている。同社の株価は2018年11月だけで25%以上も下落した。こうした状況からアップルも異例の対策に乗り出している。
不調が伝わるiPhone、アップルが異例の販売テコ入れ - 日経 xTECH(クロステック)

 

初めて知った人は、↑の記事を見ていただきたいと思うのですが、

2018年時点で言えば、

現役で販売されている「iPhone 8」、

「iPhone 8(64GB)」がキャリアは変わりながらも1年間(53週)連続1位を達成した。
「iPhone 8(64GB)」、ついに総合ランキングで1年間1位を譲らず (1/4) - ITmedia Mobile

 

格安MVNOなどで採用されており、

一括価格数千円で購入可能になり

超絶コスパとなった「iPhone 6S」

ゲオは、全国のゲオショップ・ゲオモバイル約1600店舗で取り扱った中古スマホのデータを集計した「ゲオ中古スマートフォン11月間ランキング」を発表。販売では3キャリアすべてでiPhone 6/6sが人気を二分し、買い取りではiPhone 6/6s/7が上位を占めた。
ゲオの中古スマホ11月ランキング、販売は3キャリアでiPhone 6/6sが上位に - ITmedia Mobile

 

そして「iPhone SE」が大きな支持を受け、

ロングセールスを続けていました。

11月の中古スマホ・中古携帯売り上げランキングが3日、発表された。販売終了が発表された「iPhone SE」の需要が急増し、4カ月連続で1位を獲得。ほかにもiPhone 6s、iPhone 7といったiPhoneの旧機種が人気を集めている
中古スマホ人気ランキング「iPhone SE」が4カ月連続1位をキープ - ライブドアニュース - ライブドアニュース

 

つまり簡単に言うと、

iPhoneに対する消費者の「一般的なニーズ」は、

「手に収まる程よいサイズのiPhoneが欲しい」なのです。

「大画面で高スペックなiPhoneが欲しい」ではないのです。

 

しかしここでアップルは大失態を犯します。

明らかに消費者のニーズのあるはずの

「iPhone SE」などの生産を打ち切り、

大画面化した「iPhone XS」や「iPhone XR」を

発売しましたが、

AppleがiPhone SEを廃止したことは、2018年最大の戦略ミスだったと筆者。iPhone SEは、発売後も最新のOSに対応できる点などが評価されていたという。この端末を廃止したために、新たな顧客を取り込めなくなったと指摘している
Appleの2018年最大の戦略ミスは「iPhone SEの廃止」か - ライブドアニュース - ライブドアニュース

 

多くのiPhoneユーザーのニーズを完全に無視したともとれる

この販売は、かつてないほどの不振となり、

AppleがiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRの製造を削減とWSJが報じている。
新iPhoneは売れてない? iPhone XS、Max、XRの発注削減か - ITmedia NEWS

 

ドコモはたった発売1ヶ月で端末価格を大幅に割り引く緊急事態となりました。

NTTドコモが「端末購入サポート」の対応機種にiPhone XRを追加した。
「iPhone XR」一括2万円台で販売 ドコモが端末購入サポート対象に - ITmedia NEWS

 

しかしこの「値下げ」が、実は「端末価格"だけ"」であって、

ドコモの「月々サポート」の対象外となるため、

いくら端末価格が下がっても、

通信料金などは割引されず、見せかけに過ぎない、

 

という事が「即バレ」してしまい、

さらなる炎上を引き起こす羽目になりました。

端末購入サポートによる「見せかけの値引き」に注意。
「iPhone XR大幅値下げ」に待った 「見せかけの値引き」カラクリを解説 (1/2) - ITmedia Mobile

 

こういったアップルの迷走が始まったのは、

アップルを今の巨大企業に押し上げた

スティーブ・ジョブスがこの世を去って以降です。

 

ジョブスは良くも悪くも、消費者のニーズをうまくくみ取って、

「商品が先ではなく、消費者が欲しいものを作る」

という、マーケティングの基礎能力を発揮していたのです。

 

だからiPhoneが大ヒットとなり、

現在のアップルの地位を確立できたのです。

ジョブスが亡くなってから、

アップルは明らかに迷走を始めており、

 

ライバルのAndroidスマートフォンも

スペック・使い勝手が大幅に向上し、

iPhoneがAndroidの後追いで機能を搭載するなどが

当たり前となってしまい、アップルのオリジナリティが低下、

iPhoneは絶対的なものではなくなっていました。

 

そこにこの「マーケティング完全無視」のiPhone XR事件です。

アップルのような巨大企業でさえも、

マーケティングの基礎を無視しただけで、

これだけの損害を被るのだとお分かり頂けたでしょうか?

 

個人ビジネス(ネットビジネス)においても

それは同様です。

 

「今の自分の状態・悩みにとって役に立つ

・助かるもの・解決してくれるもの」

だという価値を感じてもらわないと、

アフィリエイトだったり、メルマガでのアフィリエイトも

買ってもらえません。

リピーターを作れないとネットビジネスは続かない。

例えば、昔なら何もせずには放っておいても

たくさんの人が来てくれたお店も、

「新商品出ましたよ!」

「明日からオトクなセールありますよ!」

みたいな告知を継続的にしていないと、

 

その店のことなんかすぐに忘れさられてしまい、

別のお店にいってしまうので、売上は激減します。

 

わかりやすい例は「クーポンの配布」ですね。

週1回、決まった時間にクーポンをスマホアプリなどで

通知することで、そのお店の存在を忘れさせないようにし、

「リピーターにする」という効果があるわけです。

リピーターが増えると、LTV(ライフタイムバリュー)が

増えるので、売上もどんどん底上げされます。

 

※継続的に「お店の情報をお客さんに告知する」事も、

リピーターを生むためのマーケティングの基礎の一つです。

リピーターを作るより新規にお客さんをつかむ方が難しい。

ネットビジネスにおいても、

リピーターを作る事ができるかが大切です。

携帯会社の新規加入やMNPが機種変更より

だいぶオトクな値段だったり、

 

新規・MNPにはキャッシュバックや還元が

高額になっているのは

あなたも知っているでしょう。

 

これも、「新規でお客さんをとることがいかに大変か」?

という事が企業はわかっているからです。

 

携帯会社の場合、一旦新規獲得すれば、

継続的に固定費用が自分の会社に入ってきます。

安定して利益が入ってくることが、

企業にとっては生命線となります。

 

一般顧客は「なんで新規ばっかり優遇するんだ!?」

「長期ユーザーを優遇しろ!」

と怒り心頭なんですが、

 

マーケティングの基礎さえ知っていれば、

「あーそりゃそうだろうなー」と

すぐに納得できてしまうのです。

大変だからこそ、新規客を

「お得な契約条件で」獲得しようとするのです。

 

そして、自分がビジネスをする時も、

すごく大変な新規顧客獲得ばかりでなく、

LTVを伸ばしやすいリピーターを増やすことに

力を入れないと!と思えるわけです。

 

ちょっとマーケティングの基礎をかじるだけでも、

これだけビジネスに重要な事がわかってくるんですね。

失敗なくビジネスを成功させるためにマーケティングを学ぼう!

このように、マーケティングの基礎をかじると、

「戦略もなく、ただなんとなくビジネスをやっていく事が

いかに危険であるか?」ということがお分かり頂けると思います。

 

消費者・ユーザーの基本的なニーズもわからんのに、

思いつきでビジネスを始めたって、

ただただ無駄金が流れていくばかりで、

多額の借金だけが残る、という悲しい結末が待っています。

 

一方で、自分が売りたい商品やサービスの

「ターゲット像」「ニーズ」をリサーチし、

ペルソナも考えて、

 

「この世代のこういった人に、こういったニーズが

あるんだから、この商品は売れるんだ!」

とあらかじめ確信があった上で、その商品をセールスすると、

 

「欲しがっている人の前に商品を差し出す」のですから、

「売れる!」んです。

こういった考えを身に着けて、ビジネスでの失敗を確率を

極限まで下げるために、マーケティングは学ぶ必要があるのです。

 

私もネットビジネスを始めるまでは、

「マーケティングって何だ!?」

「交通量調査やってるアレ?」

 

などとうっすい知識しかありませんでしたが、

などで、マーケティングの基礎を学んでいくと、

「これは絶対マーケティングの勉強は必要だ!」

と確信しました。

 

今売上が長期間安定している企業のほとんどには、

マーケティングが採用され、

マーケティングの専門の部署もある場合が多いです。

 

それは「売上を長期で安定させるには、

マーケティングが不可欠だとわかっているから」

に他なりません。

 

これから何だかのネットビジネスで稼いでいきたいあなたも、

必ず「マーケティング」は学んで頂きたいと思っています。

 

特に個人は最初は収益も少ないですから、

行き当たりばったりで

無闇に費用を浪費して、

大失敗するなどどいう余裕はありません。

 

最初から、できるだけ失敗の可能性を

低くしておく事も、とても重要ですよ。

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