
こんにちは!Ryota(@ryota3587)です。
今回は5大国際ブランドの中でもステータスが最高と言われる、「ダイナースクラブ」をご紹介します!
ダイナースクラブカードとは?
世界初の本格的なクレジットカード
ダイナースクラブカードは1950年に、アメリカの実業家であるフランク・マクナマラ氏によって設立され、世界で最初に「本格的なカードでの決済を始めた」カード会社です。
設立のきっかけとなったのは、フランク氏がレストランで食事をした後に、運悪く財布を忘れたことに気づき、奥様に緊急に電話をかけ財布を持ってきてもらったという事からだそうです。
マクナマラ氏は、この時点で、既にかなりの収入のある実業家であったため、一食の食事代さえ払えないというこの時の経験が大変恥ずかしかったそうで、
「その場で現金を持ち合わせていなくても、食事が出来るシステムを作ろう!」(いわゆる「ツケ(信用払い)」で、決済できるようなシステム)
と思い立ったことから、友人の弁護士である、シュナイダー氏と共同で出資を行い、「ダイナースクラブ」を設立しました。
ちなみに「ダイナース」は、「diner」(ダイナー)という「食事をする人」を意味するフランス語が起源です。
プラスティックカードでの決済を始めたのは日本ダイナース
そして、日本にダイナースクラブが上陸したのは、1960年12月のことで、最初から、医者・弁護士・公務員などの「高収入・安定職業」の人への勧誘を積極的に行ってきました。
「AMEX」(アメリカンエキスプレス)の方針と似ていますが、ダイナースはAMEXよりもさらに「審査通過・取得のための設定条件が高い!」ことで有名となりました。
ちなみにですが、「いわゆるクレジットカードそのもの」を日本で一番最初に発行したのは、関東や関西地方で大規模な展開を行うデパートの「丸井」です。
1960年の3月に、丸井のほうがいち早く、日本最初のクレジットカードを発行していますので、
厳密に言うと、「カードそのものが最初」なのが「丸井」(この時点では材質が違うもの)で、「プラスティックカードが最初」なのが「ダイナース」なのです。
ダイナースクラブカードの特色とは
27歳以上でなければ取得不可
ダイナースクラブカードは、当初は「30歳以上」「年収1000万円以上」などと、一般の会社で働いている人にとっては絶対取得不可能なレベルの審査基準だった時期が長かったのですが、
2017年現在においては、はっきりと明示している審査基準は「27歳以上」のみとなっており、当初よりは、一見、取得がし易くなっているかのように見えますが…
ここで、ある画面をご覧頂きます。
これは、ダイナースクラブカードを、公式サイトから初めて申し込む際に、かつて現れていた画面です(2017年11月現在ではこれは無くなり、通常の申し込み画面にすぐ遷移します)。
簡単に言うと、「あなた、年収どれくらいありますか?年収がある程度以上ないと、最初から審査はしませんよ!」
と、ダイナースの会員基準に見合わないと分かる申込者を最初から選別するために、まず、おおよその年収を入力させます。
ここでの年収はもちろん自己申告ではありますが、必ず、クレジットカード申し込み時には、自らの職業を記入、また場合によっては、本当にその職業・会社に勤めているかどうかを直接電話で確認される場合もある(本人確認)ので、
数万とか税金などで差し引かれている分など、厳密に正確である必要はありませんが、カード会社側では、職業・年齢・勤務先での年数などで、「おおよそあなたの本当の年収はこれぐらいのはずでしょ?嘘ついちゃだめよ!」と、大体の見当はつくようになっているので、年収は重要な審査要素でもあります。
また、ダイナースの審査傾向として、やはり、年収がある程度高くないと(最低500万円以上)、たとえ、審査を申し込んだとしても、軽い気持ちでは、一瞬で瞬殺!!否決になっちゃった…ということはよくあります。
AMEXは、いわゆる「雨金祭り」の失態により、近年「年会費ビジネス」の風評が高まっており、少しブランドの信用度が低まった傾向が見られますが、ダイナースブランドは、当初の高基準より確かに審査基準が低くなったものの、「容易には取得させないよ!」という、未だに「世界規模ブランドのプライド」を維持しています。
年会費は最初から22000円!!
AMEXのカードの年会費をご紹介した際には、一般カード相当の「アメリカンエキスプレスカード」で13000円でしたがダイナースカードでは、それを遥かに上回る、年会費22000円です!
つまり、最初の入り口でそれだけの高額な年会費を設定しているということは、それだけ、高収入であり、かつ簡単に年数万円の年会費を払うことができる、安定した職業の会員を欲しがっているということになります。
一律の限度額は無し!!
これはAMEXと同じパターンですが、いわゆる他ブランドでは普通の
「ショッピング限度額」の考えがなく、「一律に限度額を設定していません」!
しかし、もちろん無制限ではなく、一人ひとりに、職業・年収・現在の信用状況などを総合し、別々の限度額を設けています。
ただ、ダイナースの場合の「限度額設定なし」は、あくまでも「一括払いの場合のみ」であって、リボ・分割払いには、ちゃんと限度額が設定されています。
ちなみにAMEXは、電話問い合わせによって、おおよその現時点でのショッピング限度額を知ることが出来ますが、
ダイナースの場合は、直接に現時点での一括払いの場合の目安額を知る方法がありません。
その代わりとして、リボ・分割枠の限度額がわかるようになっているというわけです。
リボ・分割枠の設定基準は、支払いの終了が数か月や数年に及ぶこともあるため、そのカード会社の個々人に対する、申告年収と信用状況の総合判断の結果が、事実上分かるようになっているため、
直接一括枠の数値がわからなくても、「今、自分はダイナースに信用してもらえてるな」という判断の一助にはなるということです。
世界で通用する高いステータス
これだけ審査基準が他ブランドに比較して、厳しいということから、一旦審査に通過でき、入会できると、たくさんの充実したサービスがあなたを待っています。
グルメ・トラベル(旅行)・エンタテイメント・ゴルフの4大サービスをダイナースでは推しています。
☆グルメ
エグゼクティブダイニング | 年2回(4月~9月・10月~3月の各1回ずつ、ダイナース優待店舗での2名以上のコース料金が1名分無料) |
おもてなしプラン | ダイナース優待店舗の中から各店舗で食事代金割引などの優待 |
料亭プラン | ダイナースの提携する高級料亭に、本人の代わりに予約を行ってくれる |
ダイナースクラブ ごひいき予約 | 別の人が予約していた店舗でキャンセルが発生した場合、LINEに登録しておくと、通知が受け取れそのまま予約が可能 |
サインレス・スタイル | 通常なら高額決済時には本人のサインが必要だが、ダイナースユーザーなら、事前に専用デスクで予約するだけで、カード本体もっサインも必要なく決済が可能になる |
デュカス・パリとのパートナーシップ | フランス料理界の巨匠であるアラン・デュカス率いるデュカス・パリでの優待が受けられる |
ナイトイン銀座 | 東京都銀座にある高級バーやクラブでの優待 |
一休.comレストラン | 大手予約サイト「一休.com」との提携サービス。ダイナースカードのポイントがお得に貯まる |
ポイントアップ加盟店 | ダイナースカードの決済ポイントが+1倍にアップ |
☆トラベル
- 国内・海外の高級ホテル・高級旅館での優待
- Hotels.com・一休.comプレミアサービスでの特別優待
- ザ・ペニンシュラホテルズ、ハイアット・ホテルズ&リゾーツ特別優待
- 国内・海外の主要空港のラウンジ使用
- 空港送迎タクシーサービス
- 空港特急列車サービス(成田空港・関西国際空港で海外旅行に行く人対象で、特急2人分の乗車券を手配)
- 空港前泊ホテルサービス(成田空港・関西国際空港から海外良好に行く人向け・前日に宿泊可能なホテルを手配)
- 手荷物宅配サービス(海外旅行から帰ってきたユーザー向け・手荷物1個のみ無料で指定先に宅配)
- パッケージツアー料金優待(大手旅行会社のツアーパック料金が割引)などなど…
☆エンタテイメント
- コナミスポーツクラブ優待(法人料金で利用可能になる、2018年3月末まで)
- スパ・エステ優待(ダイナースとの提携高級スパ・高級エステ店での優待)
- ホテル内スパ優待(東京都のハイアットリージェンシー内にある「スパ&ウェルネス『ジュール』」での優待)
- CLUB100パーソナルトレーニング(完全会員制のスポーツクラブが100人限定で、本来の入会費(年15万円)無しで都度利用可能)
- プライベート看護サービス(看護・介護に関する無料相談受付、24時間365日で医療相談を受け付け)
- ダイナースカードを発行する三井住友信託銀行での金融相談
- ダイナース会員限定チケット優先販売
☆ゴルフ
- 国内名門ゴルフ場の中から約90コースの優待予約
- プライベートレッスン優待(指定ゴルフクラブでのレッスンを最大50%割引で受けられる)
- ゴルファー保険(ゴルフプレイ中のケガなどのアクシデントなどを補償(三井住友海上が担当))などなど…
これらのサービスは全て、「高収入・安定職業」の人にふさわしいと思えるようなサービスがてんこ盛りですよね?こんなにたくさんのビジネス系サービス・個人サービスが充実しているわけです。
これだけ充実していると、バリバリ仕事をしていて、ある程度高い年収を得ている方にとっては、23000円の年会費が、逆に格安に感じるぐらいになるわけです。
ダイナースクラブカードのデメリット
他社に比べ、日本国内での加盟店数が少なめ
ダイナースクラブカードは、そのビジネス関係に関するサービスの多さから、仕事で日本全国や、海外に行く機会の多い方にとっては、とても便利なブランドであることは間違いありません。
ただし、これを日本国内に限って、「日常のちょっとした買い物」などに便利かというと…
ダイナースは、VISA・MasterCardに比べ、JCB・AMEX・ダイナースは、決済時に発生する加盟店に支払う手数料が、高額になってしまうのです。
大型店舗(イオンや高島屋など)ならば、元々が巨大で資本力があるので、お客の数も段違いに多いわけです。
ということは、決済回数もそれに比例して多額になるということであり、
すなわち、「お客がたくさん来る」
→「手数料がいっぱい入ってくるから、手数料のパーセンテージは少なくてよい」ことになります。
逆に、規模の小さい店舗(個人の飲食店・小売店など)は、巨大な店舗に比べて、もちろん客数は少なくなります。ということは、手数料の額も、おのずと合計が少なくなります。
すなわち、一回の決済における手数料を高めに取らないと、巨大店舗と同等に利益を得る事が出来ない
ということで、個人店などの小規模店では、手数料が高くなる傾向にあり、
すなわち、個人店では、クレジットカードでの決済そのものを渋る傾向が未だに根強いわけです。
ということは、まだユーザー自体が、VISAブランドやMasterCard・JCBと比べ、少ない傾向にあり、かつ手数料が高くなってしまうような、自分の店の利益を奪われてしまうブランドは、個人店は採用したくない、という結論に達しやすいわけです。
ということは、ダイナースは、大型店なら大丈夫でも、小規模店ではダメ!という可能性が大きくなるわけで、
ダイナースブランドを日本国内で使いたいと思った際には、自分が使用したい店舗で本当に決済できるかは事前に確認することがオススメです。
2016年にやっとICカードの発行開始
当初、クレジットカードは、裏面の黒い横棒の部分である「磁気情報」を、
決済の機械に通して、「間違いなく、○○さんが決済しましたよ」という証明としていたのですが、
この磁気カードは、悪意を持った人物であれば、容易にカード情報を盗み取ってしまえる(スキミング)ことが、技術の発達と共に、問題になってきており、
不正使用をされると、犯罪への悪用や、多額の悪意ある決済を幾度も繰り返すなど、ユーザーにとって、多大なる不利益を被る可能性が大きくなってきました。
そこで、カード会社は、この個人情報を守るため、磁気の採用をストップし、その代替として、赤の他人が、容易に読み取ることが困難な「ICチップ」を採用し、クレジットカードに埋め込むようになりました。
これによって、カード決済の利用の安全性が格段に高まりました。
ICチップには、使用者が決済するための様々な個人情報が詰め込まれています。そして、偽造が困難であるため、カードに埋め込まれた個人情報の漏洩を未然に防止するという、大切な役割を担っています。
しかし、他ブランドでは、2000年度前半から既に導入されていた、ICチップ搭載のカードは、ダイナースクラブでは、なかなか採用されませんでした。
ようやく採用されたのが、2016年4月18日からでした。
技術そのものではとっくに採用可能であり、
他ブランドが既にこぞって
ICチップ搭載カードを発行していったのに対し、
世界規模を売りにしているはずの、
ダイナースクラブともあろう会社が、
多額の損失に関わる可能性のある、
磁気カードの採用を長年続けてしまっていたことは、
信用度において、かなりマイナスに
働いているのではないかと思われます。
ネットビジネス・アフィリエイトにもダイナースはオススメ!
今回は、世界初のクレジットカードブランドのダイナースクラブをご紹介しました!
ダイナースは、日常使いというよりは、仕事にバリバリ励んでいる方がフルに活用できるブランドです!
あなたがこれからアフィリエイトで稼げるようになって、生活に余裕が出るようになれば、あらゆる場面でクレジットカードは不可欠になりますし、
「限度額が基本無い」かつ「ちゃんとしたステータスのある人しか持てない」ダイナースは、
「社会的に信用のある人」である事の「客観的な証明」にもなるのです!
特に「アフィリエイター」というのは、専業であれ、副業であれ、世間一般では「不安定な仕事」という「大きな誤解」や「言われのない偏見」があります。
ここで、クレジットカードを持っている、ということがあなたを救ってくれます!
クレジットカードというのは、カード会社という「第三者」「他人」が、「あなたは社会的に安定収入がある人ですよ」「あなたは社会的に信用ある人ですよ」ということを証明してくれているんです!
なので、「一般的にステータスの高いクレジットカードを持つ」という事は、「あなた自身の社会的信用を高める」事になりますし、世間一般の「不要な偏見から防御できる力」も持てることになります!
なので、あなたには、ダイナースは
これから持つクレジットカードの選択肢に
必ず加えて欲しいブランドです!